Painterには、画材をコンピュータ上で再現するために、膨大な数のブラシバリアントがあります。(ちなみに、一般的なCGソフトでの「ブラシ」に該当するものの事を、Painterでは「ブラシバリアント」と呼んでいます。)
また、これらのブラシバリアントの中には、対応するレイヤー上にしか描けないものもあり、既に他のCGソフト(PhotoshopやSAI等)に慣れていると、こういったブラシバリアント毎の制限が難しく感じられるようです。
そのため、まずはPainterに搭載されているレイヤーの種類を知ることで、Painterの全体像をとらえようと思います。
〈図1-1 PainterとPhotoshopに搭載されているレイヤー種類〉
上図の左側がPainterのレイヤー種類、同じく図の右側が比較のためのPhotoshopのレイヤー種類です。
(1) キャンバス
(2) レイヤー
(3) 水彩レイヤー
(4) リキッドインクレイヤー
(5) シェイプレイヤー
(6) ダイナミックレイヤー
このようにPainterには全部で6種のレイヤー機能があります。
この内、PhotoshopのPSDファイルにして保存し、Photoshop側で正確に読み込めるのは、(1) キャンバスと(2) レイヤーのみです。その他のレイヤー群はPainter独自のレイヤー機能になっています。
以下に、これらのレイヤーについて説明します。
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◆Painterでのレイヤーの種類について[1/3]
◇Painterでのレイヤーの種類について[2/3]
◇Painterでのレイヤーの種類について[3/3]