ほぼ同じ感じにすることはできたが、作業工程が増え、Painter風に描く(塗る)なら、Painterが一番てっとり早いということが分かった。(※ あくまで個人の感想)

〈図1 クリスタでPainter風作例(ブラシカスタム済)〉
線画および塗りも含めて、全てCLIP STUDIO PAINTで描いた。
ただ線画の場合、鉛筆風やパステル(チョーク)風などは、Painterとさほど違和感を覚えない。
というか、描点を取り込んでブラシにする機能を持つペイントソフトだと、ほぼ再現可能な表現なので、個人的にはそこは評価対象にしない。

〈図2 FireAlpacaで色鉛筆風作例(ブラシカスタム済)〉
話は変わって、5年前、Pixivにこういった企画があった。
当時、技術解釈的に参加したのが以下。

ちなみに使用ツールはこのうようになっていた。

PhotoshopはCS3だったし、Painterも9.5か11かという感じだったと思う。
これらの塗り比べのうち、水彩塗り以外は、機能的にクリスタで再現可能の手応えを得た。特に黒一色はトーン表現を含めて、CLIP STUDIO PAINTの方が有利と思う。
また水彩塗りについては、リアル水彩を搭載したPainterの現バージョンだと、もっと違う結果に出来るだろうと思う。
あと、アニメ塗りの解釈が2000年くらいのもので古い。現在の潮流ではもっとカジュアルな塗りになっていると思う。