国内、海外ユーザーの、YouTubeやニコニコ動画で公開されているPainter動画を集めてみた(その2)。
まずは、Painterユーザとして有名な、Andrew Jones氏。
最新バージョンの12のパッケージ絵を描いている人でもあります。
使用しているバージョンは先日発売された12。
カスタマイズされたパターンペンを多用して描いているのは以前と変わらず。
CorelのPainter12公式サイトでは彼が提供している作業領域(Painter12用)が配布されているので、自分の環境に導入しても面白いと思います。彼の使用しているパターンペンやテクスチャなどが同梱されています。
ただし、実際導入すれば分かりますが、マシンパワーがかなり要求されるので、そのあたりは要注意。
日本のユーザ、安倍吉俊さんのPainter12を用いた動画。
Painter12の日本発表会の時に用いられた絵のメイキング。最初はPhotoshopで、着色でPainter12を使用。
改造したティント系ブラシのみで塗っているのは、以前Ver9.5の時に出版されたメイキング本の内容と同じ。
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台湾のユーザ、梁月氏のPainter11を用いた動画。
painterらしく、レイヤー不使用、キャンバスのみで描ききっている。
主に使用しているブラシはアーティストオイル系のブラシバリアント。
同じく梁月氏のPainter11を用いた動画。こちらはVer.11で搭載されたマーカーブラシを用いている。
こちらもレイヤーはほとんど使わず、ほぼキャンバスのみで描いている。
マーカーブラシは、名前からするとそのままマーカーっぽいブラシバリアントだと思われるかもしれないが、その発色や挙動から、むしろ透明水彩に近いと個人的に思う。
デジタル水彩より、よほど透明水彩らしい表現ができる。
アメリカのユーザ、Brigid氏のチュートリアル動画(抜粋)。バージョンは11。
この動画の部分では、プラグインブラシの一つグロウブラシを用いて、いかに質感を出していくかというのを解説している。
日本のユーザゆき氏のPainter動画。バージョンは12。
Corel公式サイトで公開されているPainter講座「デジタル水彩とスポンジで描く光と影」のおまけ動画。
ゆき氏の作画工程が、丁寧に解説されているので講座ページとともに必見。
日本のユーザAg+氏のPainter動画。バージョンは11。
パレット類が表示されていないので推測だが、キャンバス1枚で描ききっているのだろう。
というか、こういう描き方をレイヤーを使って行うとそちらの方が正直二度手間。
チョーク、オイルパステル等の塗りつぶし系のブラシバリアントで、スポイトで色を拾いつつ削るように整形しながら描いてると思われる。
同じくAg+氏の動画。バージョンは11。
あと、動画ではないが、岸田メル氏のPainterX(10)のメイキング講座も紹介。
ワコムサイト内にある「ペンタブ de コミック広場」で、第18回で紹介されている。
しかし、今現在、岸田メル氏はSAIで絵を描かれているので、お間違いないよう。
この講座は数年前のものです。ただ、ver.11でもver.12でも通用する方法なので参考に。
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