この記事は、Painter11 を含む古いバージョンで有効です
Painterでの画面のズームイン(拡大表示)、ズームアウト(縮小表示)には下記の通り幾つか方法があります。
(1) メニュー→ウィンドウ→ズームイン(またはズームアウト)実行
(2) ショートカットコマンド2通り
(2-1) Ctrl + + / Ctrl + -
(2-2) Space + Ctrl + クリック / Space + Ctrl + Alt + クリック
(3)ツールボックスの虫眼鏡ボタンを押下のあと2通り
(3-1) クリック / Alt + クリック
(3-2) 虫眼鏡ツールのプロパティバーの%プルダウンを選択(図1)

〈図1 虫眼鏡ツールのプロパティバー〉
(4)画面左下の倍率スライダ操作で2通り(図2)
(4-1)スライダを動かす
(4-2)スライダ右にある%表示エリアに値を直接入力

〈図2 倍率スライダ〉
全7通りですね。(もしまだ方法があるならご教授願います)
そしてこれらの操作で50%表示では綺麗なアンチエイリアス表示されます。
また、表示する画像のキャンバスサイズによりますが、75%や25%表示でも綺麗に表示されることが多いです。
一般的に、分かりやすいズームイン・ズームアウト方法は(3-2)や(4)の方法だと思います。
しかし、何故かこの二つ、結果がちがったりします。
具体的には、(3-2)のプルダウンの33%を選んでも表示される画面はアンチエイリアスがかかっておらず線などはギザギザですが、
(4-2)の数値入力エリアに「33.3」と直接入力すると、アンチエイリアスのかかった綺麗な縮小表示になります。
それで良く見ると、(3-2)を行った場合、図2の倍率表示では33.33%と表示されていたりするので、Painter内部の計算の結果、こういうことになっているようです。
つまり、
33.3%にはアンチエイリアス表示されるが、
33.33%ではアンチエイリアス表示されない
ということ。
キャンバスサイズが縦横2000ピクセル以上の作品を制作するときに、これらの違いがよく分かります。
しかし、33.3%との直接入力で綺麗な縮小表示なんて、正直、裏技すぎる。