
Painter11での新機能ブラシの一つ、「マーカー」を用いてコピックマーカー風の着色サンプル。
【使用したカラー】
・カラー(トライアングル)から任意に選択
【使用したテクスチャ】
・ベーシックペーパー
・ジェッソ塗りキャンバス
主線レイヤー1枚、着色は全てキャンバス上で行った。
【使用したブラシ】

マーカーカテゴリの「濃淡山形マーカー」を、適度にテクスチャが出るように、塗りながら随時改造して着色したもの。
変更したブラシパラメーター部分。

《一般》
手法:マーカー(塗潰し+ソフト+テクスチャ)
不透明度:適当
粗さ:適当
「不透明度」と「粗さ」はプロパティバー(下図)で変更してもいいです。便利な方を。


《塗料》
補充量:17%↑↓程度
基本的に低彩度・高明度の色は1回のストロークで薄くしか着色されないので、不透明度を高くして塗る。
高彩度・低明度の色は濃く着色されるので不透明度を低くして塗る。
コピックを使った経験がまるでないので、コピックで実際に塗られたイラストを参考にして、それらしく見えるように着色してみたが、薄い色から濃い色を数回に分けて塗り重ねると、それらしい感じが出るような気がする。
マーカーの挙動をみると、内部的にはデジタル水彩と同じエンジンを流用している様なので、デジタル水彩ブラシでも同様の表現は可能(マーカーと比較すると手間はかかるが)。
コミックイラストは、基本的に「はみ出さず」丁寧に塗るというのを重要視される傾向があるので、この服の部分様に塗り跡の残る着色というのは余り好まれないように思う。