Painterの備忘録的なアレ

Painter 2018 リリース!(2017/06/28)

Painter12の快適なマルチコア設定について

以前、Painterの動作を軽くするためのアイデアを「Painterを快適に使う12の方法」としてまとめました。今回は、その記事のPainter12追加版です。

しかし、「Painterを快適に使う12の方法」の内容でも、ver.12で有効なものが有るので、Painterの動作が重い場合は、この記事と併せて参考にしてください。

→参考:ADDRESSING BRUSH LAG IN SERVICE PACK 1
(ブログ CAROLINE'S PAINTER INSIGHTS より)

1. Painterが使用するマルチコア数を減らす

メニュー→編集→環境設定→パフォーマンス画面(図1)にある「マルチコアの使用」の設定値(図1の赤い四角で囲んだ部分)に、CPUが持っている全コア数を指定しないこと。

パフォーマンス画面
(図1 環境設定のパフォーマンス画面)

例えば、CPUが物理的に4コア持っていて、(インテル社のHT機能のような)仮想コア機能も持っている場合は、Painterは全部で8コア存在しているとみなします。
その場合、「マルチコアの使用」の値は最大でも『7』を設定し、決して限界値の『8』に設定しないでください。
この場合、減らした1コアは、OSが使う分に回されます。

また、他のソフトウェアを同時起動させてPainterを使用する場合は、そのソフトウェアが使うCPUコアが必要となるため、Painterに割かれるコア数を更に減らす必要があります。

Painterの処理で全てのコアを占領してしまうと、OSその他の処理が滞り、結果、全体の速度低下を起すようです。(自分はシングルコア(仮想含め2コア)環境なので、精密に検証した訳ではありません)
warning_32q補足1
「マルチコアの使用」設定はPainter12.1で搭載されました。なので12.1のパッチを当てないと、設定箇所自体が存在しません。
Painter12 アップデータダウンロード(公式)

2. ブラシバリアントのマルチコア設定を適切にオン/オフする

Painter12では、各ブラシバリアント毎にマルチコア処理を する / しない という設定が出来るようになりました。
この設定はブラシコントロールパネルの一般にあります(図2)。

メニュー→ウィンドウ→ブラシコントロールパレット→一般をクリック。

一般パレット
(図2 ブラシコントロールパレットの一般パネル)

インストール直後は、全てのブラシバリアントでマルチコア設定がチェック(有効)状態になっています(図2の赤い丸で囲んだ部分)。


マルチコア処理を有効にすると、CPUの演算処理が各コアに分散されるために演算が速く終了し、結果ソフトウェアの動作が軽くなるのが一般的です。
しかしPainter12のブラシバリアントでは、マルチコア処理をすると、オーバーヘッド作業で逆に動作が重くなるブラシが一部に存在します。
また、同じブラシバリアントでも、マルチコア処理にして描画速度が速くなる場合と、そうでない場合があるので、使いどころを見極めないといけません。

これらの2点の見極めのためには、ブラシバリアントの性質を少し知っておく必要があります。
(2-1) 描点の種類による大まかな分類
一般パネル(図2)で、「描点の種類」のリストをクリックすると(図3)一覧が表示されます。

描点の種類のリスト
(図3 描点の種類のリスト)

リストに列挙された描点の種類について、Painterに機能として搭載された時期で大きく三つに分けることができます。

(表1 描点の種類による分類)
グループA(古い)グループB(やや新しい)グループC(新しい)
円形キャメルヘアーリキッドインク系
1ドットフラット水彩系
ブリスルパレットナイフ混色系
取り込みブリスルスプレーアーティストオイル
消しゴムエアブラシ
レンダリングされた円形(※)エアブラシ (ピクセル)
エアブラシ (線状)
エアブラシ (線状)
レンダー

(2-2) 各グループ毎の特徴
グループAは、ドットや画像の連続によって描線を表示するというやり方を採用しているブラシバリアント群です(図4)。このやり方はPhotoshopやSAIでも採用されている定番の(古典的な)描画方法でもあります。
ドットの連続による描画イメージ
(図4 ドットの連続による描画イメージ)

グループAは、マルチコア設定の恩恵をあまり受けないブラシバリアントと考えてください。特に円形消しゴムに設定されているブラシバリアントはマルチコア設定をオフにしても問題ないです。

グループBについては、メモリ上でシミュレート演算を行った後に実際に描画する(レンダリング処理)、という性質をもったブラシバリアントです。

グループCについては、これらはPainterの中でも、さらに特殊で複雑な演算を行って描画しているブラシバリアント群です。

グループBグループCについては、マルチコア設定の恩恵を受けやすいブラシバリアントです。


と、まとめておいてなんですが、事はそんなに単純ではなくて、グループAのブリスルに設定してても、
  • 手法 「水彩
  • サブカテゴリ 「リアルウェット○○
になると、マルチコア設定オンの方が動作が軽くなります。
また例え、グループA円形でも、400を越えるような巨大なブラシサイズで描画するならば、マルチコア設定をオンにした方が動作が軽くなります。

グループBグループCでもアーテイストオイルは、ブラシサイズが小さいのならばマルチコア設定を切った方が動作が軽くなりやすいです。
グループCのリキッドインク系や水彩系などは印刷解像度のキャンバスサイズで使用するならば、マルチコア設定をオンにした方が描画速度が速くなると思われます。
(2-3) 結論
これらCPUに演算負荷がかかる状況は、実際に使うPC環境によって変わります。
なので、一概に「この値にした方がいい」と言うことができません。
各自、各々のブラシバリアントを使って、マルチコア設定のオン/オフを試して、動作が重ければ設定を外すといった試行錯誤をし、動的に運用した方がいいです。

円形や消しゴムで、ブラシサイズが小さい場合の用途ではマルチコア設定を切りましょう。
代表的なバリアント名で言えば、ティントカテゴリの標準丸筆(図5)やパステルカテゴリのオイルパステル(図6)、消しゴムカテゴリの消しゴム(図7)等がそれです。

009
(図5 ティントカテゴリの標準丸筆)

008
(図6 パステルカテゴリのオイルパステル)

010
(図7 消しゴムカテゴリの消しゴム)

warning_32q補足2
(※)…「レンダリングされた円形」は、Painter12で搭載されました。グループAの中では複雑な処理をしている部類なので、グループAのその他のものよりも、演算処理に負荷がかかります。


関連エントリ
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Painterを快適に使う12の方法

「Painterの動作が重い! 」という方は、以下の事を試してみてください。

元はコミュニティサイトconceptart.org に投稿された"Keeping Painter 6 through Painter X.1 Running Smoothly"という記事からです。

英文タイトルの通り、「Painter6からPainter10.1に有効な、Painterの動作を軽くするためには」的な内容の記事なのですが、これにPainter11まで加えた記事を2009年秋頃に見つけました。しかし、そちらの方は原文URLのメモを見失ってしまいました。

URLを見失った方も、一応、日本語で内容をメモしてましたので、それも含めてここに書いておきます。

Painter12ではこの記事に加えて「Painter12の快適なマルチコア設定について」も参考にしてください。

Painter11 の場合

1. ブラシゴースト機能をオフにする
メニュー→編集→環境設定→一般の画面(図1)で、「ブラシゴーストの強化」のチェックボックスと、「ブラシゴーストを有効にする」のチェックボックス(図1の赤い枠で囲んだ部分)をオフにしてください。

環境設定内一般の画面
〈図1 環境設定内一般の画面〉
2. ズームアウトのアンチエイリアスを切る
メニュー→編集→環境設定→一般の画面(図1)で、「ズームアウト時はアンチエイリアス表示」のチェックボックス(図1の青い枠囲んだ部分)をオフにしてください。

Painter11の場合、特にこの機能を無効化すると動作が軽くなります。印刷用途の大きな画像を扱っている場合は、効果が顕著に表れます。
3. Painter終了時にブラシ履歴を全て消去する
これは、Painter11でブラシ履歴が残っている状態でPainterを終了させると、次回起動時に起動に時間がかかるという不具合への対策です。
しかしこの不具合は、Painter11SP1(Winバージョン情報:11.0.1.42/Macバージョン情報:11.0.1.43 )のアップデータパッチで修正されたので、パッチをあてた方は特に必要ありません。(記事が出た当時は、パッチが出る前だった)

Painter11 以外でも有効な方法

ここからは先述した"Keeping Painter 6 through Painter X.1 Running Smoothly"という記事の内容からです。青色で書いた文章は、自身の補足説明なり意見です。原文に書いてある文章ではありません。
  1. Painter10とPainter10.1では、ブラシゴースト機能をオフにすると動作が速くなる(図1)。
    これは『「Painter11 の場合」の1.』で記述したものと同じ内容で、Painter10の動作を軽くするには最も有効なようです。ただし自身は10の環境を持っていないのでこの内容が正しいのか検証した訳ではありません。

    Painter11では、PC環境にもよりますが一辺3000ピクセル以上の画像を扱うあたりで、11の新ブラシ「マーカー」でブラシゴーストによる描画遅延が起きました。印刷解像度での作業の時には、ブラシゴースト機能をオフにすると良いです。

  2. スクリプトの保存期間を少なく設定する。
    デフォルトでの保存期間が最小値の1日に設定してありますので(図1の緑で囲んだ部分)、通常は、特に変更の必要はないです。

  3. 取り消しの回数を少なく設定する。
    メニュー→編集→環境設定→取り消し設定を実行(または、上図1の画面の左上のプルダウン(紫の丸で囲んだ部分)から取り消し設定を選択)。「取り消しのレベル」の値(図2の赤い丸で囲んだ部分)を少なく設定します。
    取り消し設定画面
    〈図2 環境設定内取り消し設定画面〉

    Ver.11での標準値が32ですので、これを少なく設定してください。ただし取り消し回数(いわゆるUndo回数、Ctrl+Zの有効回数)が当然少なくなります。

    搭載メモリが少ない方は、この値を32のままにしておくのはやめてください。処理動作が遅くなります。

  4. Painterへの使用メモリ割り当て量を確認する。
    Painter6から8.1の場合はPainterへの使用メモリ割り当て量の設定値を確認します。これはメニュー→編集→環境設定→Windows(Windows版6の場合)で確認できます。

    Painter9以上ではメニュー→編集→環境設定→メモリ/一時ファイルで確認できます(図3の赤い丸で囲んだ部分)。
    メモリ/一時ファイル設定画面
    〈図3 環境設定内メモリ/一時ファイル設定画面〉

    動作が遅い場合はここで設定する「使用メモリ」のパーセンテージの値を大きく設定してください。ただ、個人的には、デフォルトの80%から100%に変更してもあまり効果があるように感じませんでした。

    またPainter9から10.1で、もし外部HDDがあるPC構成ならば、「一時ファイルディスク」にそれを使用するように設定してください(図3の青い丸で囲んだ部分)。

    特に、外部HDD(もしくは別パーティション)は空き容量の大きい、かつOSが搭載されていないものがいいです。
    空き容量のないHDD、例えばWindowsでのCドライブ等で動作させるとかなり動作が重くなります。目安として、ドライブの空き容量は、OSが搭載されているドライブ(パーティション)では50Gbyte以上の空き容量を、OSの搭載されていないデータ用ドライブ(パーティション)ならば20Gbyte以上の空き容量が、経験則として望ましいです。
    どちからかと言えば、高速化には「一時ファイルディスク」の変更の方が有効だと思います。

    iTuneなどで楽曲データを取り込んで、気づかずHDDがひっ迫し、空き容量がほとんど無いためにPainterの動作に必要な容量が十分取れない場合などが考えられます。
    Painterの動作が遅い場合の環境確認には、メモリ容量一時ファイルディスクに指定しているHDDの空き容量、およびCPUのシングルクロック数を確認しましょう。

  5. スクリプトライブラリは容量を小さくして使う。
    メニュー→ウィンドウ→スクリプトでスプリプトパレットを表示(図4)。スプリプトパレットの右側にある三角のアイコン(図4の赤い丸で囲んだ部分)をクリックし、スクリプトライブラリの編集を実行します(図5)。
    スクリプトパレット
    〈図4 スクリプトパレット〉
    スクリプトパレットのメニュー
    〈図5 スクリプトパレットのメニュー〉

    すると、スクリプトライブラリの編集画面が表示されるので(図6)、任意のスクリプトを選択、削除ボタンを押下して、記録されているスクリプトを削除します。
    スクリプトライブラリの編集画面
    〈図6 スクリプトライブラリの編集画面〉

    ライブラリの編集画面で、いらないスクリプトファイルを削除したらPainterを終了します。その後、Painterのフォルダ配下にある「Painter Scripts.scripts」スクリプト保存用ファイルを削除します(ver.10以上)。
    ver.6.1~8.1ではインストールフォルダ配下にある「Painter.ssd」(Windows版)がスクリプトを記録保存しているファイル名です。Mac版では「Painter Script Data」というファイル名です。
    ver9~9.5ではユーザーフォルダ配下にある「Painter.ssd」(Windows版)や、「Painter Script Data」(Mac版)がそれにあたります。

    スクリプトはPainter起動時に新規に自動保存され、その際サンプルスクリプトはまた復活します。そしてPainterで実行した操作が設定された日数分記録保存されます。

    通常は保存日数が1日に設定されていますので、それを越えるスクリプトは自動削除されます。
    しかし、日に何度もPainterを起動(再起動)させるとその分スクリプトが増えますので、1日の使用頻度の高い方は、スクリプトがたまってないか注意する必要があります。

  6. Painterを使っている時に、他のソフトウェアを起動させておかないようにする。
    これはPainterだけにとどまらず、PC一般に言えることです。どうしても同時に多数のソフトを動かしたい場合、PCのメモリを増やしたり、CPUを上位グレードに変更したりしてPC環境を見直す必要があります。

  7. 「Pre-built Brush File」のファイルサイズの確認。
    Painterを終了させたら「Pre-built Brush File」のファイルサイズを確認するようにし、そのサイズが大きい場合は「Pre-built Brush File」を削除します。削除の目安は1 MB。
    Painter9ではPre-built Brush Fileの最大上限値は200MBで、それ以上になったらそれより少ない値にリセットされます。
    Painter10以上ではこのファイルは存在しません。

  8. こまめにRIF形式で保存するよう心がける。
    Painterの動作がおかしくなったらRIF形式で保存し、Painterを終了させましょう。Painterの再起動までは数分間待ちます。それでも変な動作をするのならば、OSを再起動させてください。
    仮にPainterの動作がおかしくならなくても、こまめに休息をとるようにしましょう。描く側は1時間以上作業を続けられますが、それ以上の長時間の作業は、自ら大きなトラブルを招く原因になります。

  9. 別名保存を利用する。
    Painter9以上では、最初にファイル保存した後は、「連番保存」で保存するようにしましょう。連番保存機能のないバージョンでは、
    『waterfall_01.rif』
    『waterfall_02.rif』
    『waterfall_03.rif』
    という風に、末尾に番号をふって別名保存するようにしましょう。

    特に9.5以前で、Ctrl+Sによる上書き保存を繰り返すのは、ファイル保存時のエラーを引き起こす原因なので、あまりお薦めしません。あくまで別名保存(連番保存)を使う事をお薦めします。

    また項目番号8とも関連しますが、Painterで作業をする時はファイルエラーを発生させないためにも、PSD形式(Photoshopの保存形式)で上書き保存を繰り返さない事、及びPSD形式で連番保存しない事が望ましいです。
    通常はRIF連番保存し、Photoshopへの作業が移る際に、改めてPSD形式に別名保存するという使い方が良いです。

  10. RIFファイルの非圧縮オプションを利用する。
    RIFファイル自体が壊れた経験があるのならば、RIFファイル保存時に非圧縮で保存するようにしましょう。
    非圧縮にするには、保存時のダイアログでの「圧縮しない」チェックボックスをオンにします(図7の赤い丸で囲んだ部分)。
    PainterImage-5_1
    〈図7 保存ダイアログの圧縮オプション〉
    (通常ではRIFは圧縮して保存します)

    ちなみに、ブラシコントロールで水彩とインパストを同時に設定したブラシを使わないようにしてください。そのブラシを使うと壊れたRIFファイルを作る原因となり、PCの再起動をするはめになります。

    非圧縮のRIFファイルは、ファイルサイズが大変巨大になります。
    個人的には非圧縮で保存するよりは、通常の圧縮RIFファイルで連番保存して、ファイルのバックアップ(履歴)を残していく方が安全でいいと思います。

    水彩とインパストのバッティングについては、ブラシクリエータのランダマイザ機能を使って新ブラシを作成しているならば、注意する必要があると思います。

  11. メンテナンスをする。
    一般的なPCのメンテナンスをしましょう。少なくとも1週間に1度はスキャンディスクとデフラグといったメンテナンスが必要だと思います。また通常のブラウザのキャッシュや一時ファイルを削除しましょう。

    Windows95や98の頃ならまだしも、XPやVISTAで週一のデフラグが有効なのかは、個人的に疑問が残ります。スキャンディスクはエラーの発見と修復のためにも、たまにやった方がいいと思いますが。デフラグは1年や半年やってない場合なら、意味があるのかも。

  12. 上記の対策をやってまだPainterの動作が遅いのならば、別名保存でRIF形式でファイル保存し、Painterを終了させてください。Painter6から9.5の場合は必要なら「Pre-built Brush File」を削除してください。その後PCの再起動をしてください。

    未乾燥でデジタル水彩を長時間使ってて、スポイトで白しか選択できなくなったり、大きい画像をコピー&ペーストできなかったりする場合は、大抵Painterの再起動で正常動作になります。
    他にも大きな選択範囲を使う処理などの前には一旦Painterを再起動してからの方が無難です。

    正直メモリの使い方がPhotoshopほど洗練されてないので、長時間の作業のあとには変な動作になることが多いです。



関連エントリ
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Painter11でペン入れしてみた

この記事は、Painter11 を含む古いバージョンで有効です

Painter9.5で描いてあった下書き(図1)を使って、Painter11でペン入れをしてみました。
下書き〈図1 Painter9.5で描いた下書き〉

下書きまでの方法は「Painterで下書きからペン入れの方法[1/4]」、[2/4][3/4]とまったく同じです。

使ったブラシは、ペンカテゴリのスクラッチボード。設定をいじらずに標準のままで使いました(図2)。
スクラッチボード〈図2 ペンカテゴリのスクラッチボード〉

Painter11の標準では、キャンバス上に表示されるブラシの形状アイコン(一般には「ブラシゴースト」と言う)が、下の図3のようなものになっています。
Painter11のブラシゴースト〈図3 Painter11のブラシゴースト〉

丸い部分が現在のブラシサイズを表し、斜めに伸びた線がペンの傾きを意味しています。
また、この線が短いほど、タブレットのボードに対しペンが垂直になっていることを表しています。図3のように長いと、ペンを寝かせているように持っているという意味です。

このブラシゴースト表示を、以前のようにブラシサイズだけにしたい場合は、メニュー→編集→環境設定→一般の画面(図4)で「ブラシゴーストの強化」のチェックボックス(図4の赤い丸で囲んだ部分)をオフにしてください。

ブラシゴースト自体を表示したくない場合は、同画面の「ブラシゴーストを有効にする」のチェックボックス(図4の青い丸で囲んだ部分)をオフにしてください。
環境設定内一般の画面〈図4 環境設定内一般の画面〉
(図は共にオンの状態)


ペン入れ自体は以前と同様に、がりごり描いていきました(図5)。
ペン入れ最中の様子〈図5 ペン入れ最中の様子〉

ここいら一連の作業で用いるキーボードショートカット自体の変更はありませんでしたが、拡大(Space + Ctrl + クリック)と縮小(Space + Ctrl + Alt + クリック)で動く倍率の度合いが変更されていました。

9.5のように一律25%刻みではなく、100%未満は75%→66.6%→50%→33.3%→25%→5%に、100%以上で150%→200%→以上100%刻みで倍率を変更していました。


その他、作業の手順としては、Painterで下書きからペン入れの方法[4/4]とまったく同じにできたので(図6)、具体的な方法は、そちらのエントリーを参考にしてください。
ただし、メニューコマンドの「塗潰し」の場所が変更されていて、Painter11では、メニュー→編集→塗潰しになっていますので、注意してください。
(キーボードショートカットは変更されていません)
e17d3e47.gif
〈図6 ペン入れ最中の様子(その2)〉

完成はこちら(原寸)。
858af449.gif


関連エントリー

この作例は、ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)に基づいて、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社のキャラクター「初音ミク」を描いたものです
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