国内、海外ユーザーの、YouTubeやニコニコ動画で公開されているPainter動画を集めてみた。
まずは、Painterユーザとして有名な、Andrew Jones氏のモンスターやロボットのある光景、いわゆるコンセプトアートの作画過程。
Painterのバージョンは10(Ⅹ)。また、Andrew JonesはPainter10のパッケージ画を描いた人だった記憶が。
パターンペンを利用して物体のおおまかな概要を捉える描き方。
このブラシバリアントは、ベアリング(方向検知)機能を使っているブラシなので、以前書いた様に、傾き検知やベアリング機能のないBombooタブレットで描いても、この動画と同じような描写過程は例え同じPainter10を使っても無理なので注意。
台湾のユーザ、梁月氏のPainter9を用いた動画。この方は多くのPainter動画をYouTubeに投稿されていて、もっと詳細なPainter11の過程を記録した動画もある。そちらも見応えあり。
この動画は、Painter9で標準に搭載されているブラシだけでもこういう絵は描けますよ、というデモンストレーションもかねているっぽい。
ドイツのASU氏の描いたコミック系イラストレーション。Painterのバージョンは11。
ヨーロッパの方には珍しく、主線ありで、日本のコミックアート(漫画絵)の描き方と同じような工程で作画されている。
(※ 欧米のPainterユーザで、コミックアート絵を描かれる人はさほどいません)
アメリカのGene氏のPainter11動画。最後に、Photoshop CS5で調整している。
スピードペインティングなのでメイキングというより「描くエンターティメント」という側面の方が大きい動画。こういうのも描けるんだね、という感じで見ると面白い。
最近の欧米のPainterユーザーは、写真を元にした人物画(どちらかと言えば加工に近い)を描くことが主流のようで、写真をいかに絵画風にするか、といったようなチュートリアルが目立つ印象。
huke氏のPainter9.5動画。
ほとんどオイルパステルカテゴリのブラシバリアントかティントカテゴリのもので描いているように見受けられる。
またキャンバスに背景、各要素を上位レイヤーに最低限分けて描いているようだ。
この方は、多くのPainterメイキング動画をニコニコ動画に投稿されているので、興味のある方は大変参考になると思う(要 無料会員登録)。
猫将軍氏のPainter動画。パレット類が表示されていないのでバージョンは不明。投稿時期的に9.5か10だと思われる。
使っているブラシは黒い部分がオイルパステルや木炭などの、Painterとしては大変オードソックスなブラシだと思われる。
着色はデジタル水彩ブラシで、レイヤーを使わずキャンバス一枚に描いているのではないだろうか。
この方も、多くのPainterメイキング動画をニコニコ動画に投稿されている。
ゆき氏のPainter動画。バージョンはおそらく10。Painterの表現力を遺憾なく発揮されている動画。
コンセプトアート、フォトリアル、コミックアート、絵画的なPainter作品というのは比較的多いのだが、この動画のように可愛い、綺麗な絵本風な作風の過程を記録した動画というのは珍しいので必見。
終盤に効果として描画される縦線は、おそらくPainterの隠し機能のColor Talkを用いていると思われる。
この方も、多くのPainterメイキング動画をニコニコ動画に投稿されている。
Ag+氏のPainter動画。バージョン11。しかし、実際使っているのはPainterのコア機能部分のみなので、ツールとしては10年以上前のバージョンであるPainter5でも可能な描写。
動画を見ると分かるが、レイヤーを全く使わずキャンバスのみで描ききってある。
この動画描き方の特徴的な部分としては、多くのプラグインブラシを使っていること。特に、特殊効果カテゴリに入っているグロウブラシを多用されている。
プラグインブラシはストローク毎に効果を与える(ex.彩度、色相の変更やぼかし等)機能でPhotoshopのプラグインフィルターとは異なるので実際使ってみると色々面白い効果を出せる。
台湾ユーザのあおいん氏のPainter動画。多分10か9.5。(少なくとも11ではないことは確か)
下書きから始めて、主線を整えつつ同時進行て着色。必要に応じてレイヤー分け、というPainterにとっては理想的というか模範的な使い方をしている。
しかし、このやり方はリテイクがある仕事絵では大変リスキー。Painterが業界標準にはなれないのは、こういう使い勝手の悪さが主な原因ともいえるかも。
めっちょり氏のPainter動画。これも11ではない事だけは確か。
下書きは紙に鉛筆で描いて、それをiPhoneで取り込みというちょっと変わった方法を取っている。
取り込んだ画像に大まかに着色してエスキース(あらかじめ作製する小さな完成図)を作り、それを元に本番を作製するというもの。
アニメ塗りや、ギャルゲ塗りとかいうのを選んでない理由は、そういう表現はどちらかと言えばPainterは不得手な部類と考えているから。
「いかにもPainterらしい」と感じる動画を選んでみた。












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